登山中の【大敵】膝の痛み!!安価で高機能なカーボン製トレッキングポールで解決

Amazonで買ったカーボン製トレッキングポール

皆さん、こんにちは!

日に日に寒さが厳しさを増してきて、登山はオフシーズンに入りつつありますが、私は元気に活動中です。今回は、登山者なら誰もが1度は経験したことがあると思われる永遠の課題、膝の痛みに焦点を当ててみたいと思います。

膝の痛みは一度経験すると本当につらいものですよね。私の場合は特に下山時に発生し、痛くて痛くて辛いのに登山口まであと3km…なんて看板に出くわすと、山の中で途方もない虚無感に苛まれることもあります(笑)。
まず、膝の痛みの原因について考えてみましょう。痛みの原因は、大きくいくつかのカテゴリーに分類されると考えます。

  • ①機能不全や関節可動域の制限など、過去の持病や怪我によるもの
  • ②筋力不足や柔軟性不足
  • ③長時間歩行による筋肉疲労

これらは単独要因ではなく、複合的な要因が絡み合って痛みを引き起こすことがほとんどです。③をトリガーにして②や①と組み合わさって痛みが生じることが主因ではないでしょうか。
一方で、関節可動域が制限されていても筋力でカバーできたりします。なので根本的な考え方として、登山においては自身の筋力・柔軟性でカバーすることが基本です。
かく言う、私もスポーツ中の怪我で右膝を2回手術した経験があり、膝の可動域が制限されているため、山行時には必ず右膝が痛みます。
筋力維持や強化は意識していますが、忙しい生活の中でトレーニング時間を確保するのは難しいものです。

そこで、手っ取り早く③の筋肉疲労を低減する手段として、ストックの利用があります。具体的にはトレッキングポールが非常に有用で、個人的にもおススメです。
これまでのところ、過去焼岳や白山に登るまでは私はトレッキングポールを使っていませんでした。体力や筋力に自信があったので、
「オレはオレの脚の筋肉を信じる!」
「限界は越えるためにある!!」
といった中二病的な思考でした(笑)。

登山を始めた頃はトレッキングポールなんて邪道だと思っていたんですが、今から考えると愚かの極みですね。反省しています。
登山は主に下半身を酷使するスポーツなので、脚や膝への負担はかなり大きいです。そこで、脚の筋肉疲労をトレッキングポールを利用して上半身に下半身の筋肉疲労を分散させることが大切なコンセプトという訳です。

実際、御嶽山の山行からトレッキングポールを導入して試してみたところ、驚くべきことに膝の痛みがウソのように消えました

御嶽山▲(剣ヶ峰)@田ノ原登山口 2023/9/17 (SUN) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

ピークを踏まない御嶽山▲@田ノ原登山口 2023/9/29 (Fri) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

もちろん、上半身には少し負荷がかかりますが、我慢できないほどではありません。
人って痛い目に会いようやくこうして成長していくんですね(遠い目)。

話が長くなりましたが、本題に入ります。
トレッキングポールは数多くのメーカーと種類があり、どれを選ぶかは最初のハードルです。まずは欲しい機能を挙げてみましょう。

・軽量性
・コンパクト性
・冬季登山でも使用可能

これらの条件を満たすトレッキングポールを見つけることが大切です。
候補として上がったのが、カーボン製の折りたたみ式 or 伸縮タイプのものになります。
そこで登山専門店に行って現物確認したんですが、確かに軽量だし携帯性も良さそう
ただし、めちゃ高い。。。
Black diamondとかのだと2本で25000円とかするんですよぉぉ。
いや~無理でしょ。ちょっとしたアウター買えちゃうやん。
コスパ最強のモンベルのでさえ、1本6000~8000円するという相場です。
そこで頼みのAmazonです。
調べてみたら、カーボン製トレッキングポールありました!!
なんとカーボン製なのに5000円を切るという。。。価格崩壊です。

気になる性能について、早速ポチって山行で使ってみました。
結果、5000円切る安価なカーボントレッキングポール、全然使えます。
これまで御嶽山2回、蝶ヶ岳2回で使ってみましたが、機能としては必要十分です。

TheFitLife

重量は1本あたり200gを切る軽量性。

爪パッチン仕様で、爪を上げると伸縮できます。
メモリも付いてますので、自分の丁度よい長さを一度決めてしまえば直ぐに調整可能です。保持力については爪パッチンが止めネジの締め込み量で調整できます。使っていてどんどんポールの長さが短くなっていってしまうようであればネジを少し絞め込んで爪パッチンの強さを増して下さい。

スノーバスケットも最初から付いてますので買い足す必要もありません。
ちなみに、キャップも2set最初から付いてますが、御嶽山の山行時に1個Lostしてしまいました。。。環境破壊をしてごめんなさい。それ以降キャップはしないで使ってます。一方で石突は結構鋭く、木の根等の植物も痛めてしまう可能性があるので、そこは注意が必要です。

持ち手がコルクの素材になってますので、吸汗性が良いです。
ただし山行後はちゃんと洗いましょう。

はい、ということでいかがでしたでしょうか。

登山で膝の痛みに悩んでいる方、トレッキングポールが高価で導入に迷っている方に朗報です。必ずしも有名ブランドや高価なものでないといけないという訳では無いと、実際使用してみて私は思います。安価でも必要十分な機能を備えるお手頃なトレッキングポールがあることを知っていただければ幸いです。
登山は他にも装備にお金が掛かりますので、絶対に妥協できない登山靴、ザック、その他冬用のウェアなんかにお金を回していく、といったメリハリが大事かなと思います。

とはいえ、膝の痛みに関してはやはり最後は体力がモノを言いますのでカラダを鍛えることもお忘れなく。

蝶ヶ岳 三股登山道の最終ベンチ1つ手前のベンチで休憩中の図

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