快適な登山装備 - AEQUILIBRIUM ST GTX 山で200km歩いた使用感

皆さんこんにちは。
前回ご紹介したLA SPORTIVA AEQUILIBRIUM ST GTXですが、今回は実際山で使用してきた経過報告をしようと思います。
AEQUILIBRIUMを購入したのは2024年3月で、現時点で凡そ7カ月が経過しました。
使用状況としては、総歩行距離約200km、112時間です。
まあまあと言ったところですね。
詳細の山行について、もしご興味あればYAMAPをぜひご覧ください。

yamap.com

経過報告としては以下の点です。

①小指の付け根が痛い問題はどうなった?

小指の付け根が痛い現象ですが、以前の記事でも書きましたストレッチャーを使って解決済みです。今のところ痛みは一度も発生することなく極めて快適に歩けています。
同じ悩みを抱えてる方は是非一度試してください。
お手軽に痛みを解決できるのでおススメです!!

yamanba-mountain.comまた1つ変化点として、使用当初は中厚手の靴下を履くとかなり窮屈だったのですが、先日南岳から槍ヶ岳へ縦走する際に中厚手の靴下を履いて歩いてみたところ、これまた快適に歩けました!!
恐らく、200km程歩いて中の綿が馴染んできたんでしょう。
AEQUILIBRIUMは残雪期や積雪時に使用する前提で購入しているので、寒い時期に中厚手の靴下を履けるようになって安心してます。
同じような目的の方は夏山で使って馴染ませるのが良さそうですね。

②全体の使用感は?(ソールの減り具合、インソールのへたり具合等)

いくつか写真で紹介していこうと思います。
毎回山で使った後は綺麗に掃除して陰干ししてますが、やはり200km使うと使用感は否めません。優しい目で見ていただけると助かります。
ただ山道具って、使用してクタクタになるほど愛着が湧きますよね。

最初に全体外観です。
こんな感じで保存してます。インソールは外し、紐は外した状態です。
最初は紐自体を靴から取り外しして保存してたんですが、AEQUILIBRIUMの紐の通し方が他の靴とは異なり特殊な構造しているんですよね。
再度紐を通すのが結構面倒なんです。
ということで今は紐は取り外ししてません。ぶらぶらしないように結んでます。

全体感

レース部分。
紐の跡が残ってしまって、もう消えません。
おそらく紐との摩擦跡だと思います。

 

レース部分

続いて靴先。
岩か何かにぶつけて擦れるんでしょう。
いつかロゴが取れてしまうかもしれません。

靴先のロゴ

続いてソール。
かかとの一部が欠けてしまってます。

欠けたかかと

ソール全体。
200km程度ならまだまだ溝は残ってます。
靴先向かう側の角が丸くなってます。下りのブレーキで削れてそうです。

ソール全体

一番消耗が激しいインソール。
純正インソールの販売が無く、恐らくこれがヘビーユーザーにとって一番の困りごとかと。

インソール

インソールの表地は今にも剥がれそうです。
何か他に良いインソールが見つかったら別途ブログで紹介しようと思います。

剥がれかけの生地

③200km歩いて使ってみた感想

良い点が多すぎて一言では伝えれませんが、とにかく買って良かったギアの1つです。
①具体的には非常に歩き易くて疲れにくい、シャンクが効くので重装備の縦走などにもってこいです。
②また北アルプスの岩稜帯を歩く際でも、防御力が高く安心です。ソールが厚くのクッションが良く効くので硬ぁーい岩の上の長時間歩行をサポートしてくれます。
③そして山が終わった後のお手入れ問題。疲れてクタクタだけど、洗い物が沢山。。。
でもAEQUILIBRIUM ST GTXは化繊素材なので車の中で固まった頑固な土汚れも水で濡らしてサッと拭き取るだけ済みます。革製だとそうはいかず、この後栄養やら磨きやら、その分愛着は湧きますけど、後片付けは早く終わらせたいですよね。

LA SPORTIVA AEQUILIBRIUM ST GTXはぶっちゃけ、他のメーカ品と比べて1段値が張ります。
ですが、登山を快適にしてくれる頼もしい相棒になってくれるハズです。
私は他にもSCARPA ZG TRACK、MONTURA YARU TEKNOを所有しており、時期や山域で使い分けてますが、やはりAEQUILIBRIUM ST GTXの安心感は他と比べてずば抜けています。(もちろんSCARPAやMONTURAも良い靴ですよ!というのは付け加えます)

次は400kmくらいのタイミングで経過報告しようと思います。

それではご安全に!!

 

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