買って良かった超快適な神ソフトシェル!!Mammut Ultimate VII SO Hooded Jacket

皆さんこんちは。
岐阜でもすっかり春の陽気が続いています。
厳冬期は閉鎖されていたアルペンルートが開通するなど、北アルプスの登山口まで車でアクセスできるようになり、長い冬が明け本格的な登山シーズンが始まろうとしています。
今年は3月下旬にドカ雪が降った影響で高山の稜線近くでは例年よりも積雪が多いと聞きます。まだまだ2500m超えの山々は冬と春が入り混じる季節になりますので、しばらくは冠雪纏う残雪期が期待できそうです。
さて、今季初の雪山デビューとなった私ですが、様々な経験を積むことができました。
実績としては以下です。
2023年11月:燕岳
2023年12月:硫黄岳(2回内1回は撤退)、焼岳
2024年1月:荒島岳大日ヶ岳(撤退)
2024年2月:麦草岳、十石山
2024年3月:硫黄岳、上高地天狗岳

累計歩行距離:113.9km
累計標高差:10,980m

各山行の詳細はYAMAPに掲載してますので、良ければ参考下さい。

yamap.com

今回ご紹介するのは、初冬/厳冬/晩冬、これら雪山1シーズンを通して毎回ずーっと着用してきたMammut Ultimate VII SO Hooded Jacketです。

「ずーっと」と言っております通り、実は上記山行において全てこのMammut Ultimate VII SO Hooded Jacketを着用してきました。
今季雪山登山で揃えた装備の中で一番買って良かったギアの1つなので紹介に至ります。マジで秀逸なミドルレイヤー、神ソフトシェルです。

まずMammutというメーカーをご存じない方もいるかと思いますので、Mammutとはどういったメーカーなのか、について簡単に紹介します。

Mammutは非凡なクオリティで定評のある山岳ブランドであり、私が最も信頼しているメーカーの1つです。MAMMUT(マムート)は、スイスで1862年に創業され、歴史ある老舗の登山総合ブランドになります。ちなみに、MAMMUT(マムート)はドイツ語で「マンモス」を意味するそうで、マンモスのロゴがチャームポイントです。

MAMMUTのラインナップは豊富でいくつかのカテゴリに分かれています。
・登山、冬山やアルパインライミングなど、エクストリームに特化した「MOUNTAINEERING」
・クライミング、一般登山ルートを登る登山者向けの「HIKING」
・クライミング用のロープやチョーク、ヘルメットなどを開発している「CLIMBING」
・街でも着られる「URBANEERING」

実は私、MAMMUT(マムート)の製品を一番最初に手にしたきっかけは登山用品ではなく、URBANEERINGのカテゴリである通勤用バックパックでした。
そこから私のMAMMUT Loveの物語が始まった訳ですが、そんなよもやま話が気になる方は以下の記事を参照下さい。

yamanba-mountain.com

では早速Mammut Ultimate VII SO Hooded Jacketの紹介です。
まずはメーカーの説明を見ていきましょう。

アウトドア愛好家からのフィードバックのおかげでさらに最適化された,マムート定番アイテムの7回目の改訂バーション。
Ultimate VII Hoodedは,ハイキング,トレッキング,マウンテニアリングに最適な,テクニカル素材使用のフード付きソフトシェルジャケットです。
Gore-Tex (R)との独占開発による3レイヤー素材は防風性を備え,丈夫で通気性に優れています。
PFCフリーの撥水加工を施し,アウター素材と裏地はどちらも100%リサイクルポリエステルを使用。
補強ひさしの付いたフードは内側のドローコードで調節可能なため,風雨に対する高い保護効果を発揮します。
ヘム幅を調節するドローストリング,2つのサイドポケット,ジッパー付きの隠し胸ポケット,風や雨の侵入を防ぐフロントジッパー裏側のフラップなど,
多くの実用的な機能を装備し,山でのアドベンチャーに最適です。マムートの定番Ultimateの新バージョンは今回もまた,
環境に優しいテクニカル素材により,新たな基準を実現しました。

7回も改良してるってスゴイですよね。
実際使ってみて良い点しかないんですよ。
不満な点、悪い所は無いって言いきれます(バイアス掛かり過ぎ?w)。
いやでもホントにいいギアです。

雪山というと一辺倒に極寒というイメージが先行しますが、実は大概が中途半端というかなり特殊な環境です。
・動けば暑いし、止まると寒い。
ラッセルしたもんなら汗だく。でも吹いた風に当たれば汗冷えして極寒。
・天気が良いので暑いと思えば、急に曇って雪が降り出す。

こんなんどうやって調整すんねんwwって話しです。
でもUltimate VII SO Hooded Jacketはその超中途ハンパな状況に対して対応可能なミドルレイヤーになっています。

抜群の防風耐性

メンブレンにGore(R) Infinium(R)が採用されており、これがホントに風を通さないんですね。
晩秋に登った蝶ヶ岳山頂でのこと、三股登山口から蝶ヶ岳の稜線に出る際、結構な急登で暑くなるため、モンベルのシャスミージャケット、Mont-bell(モンベル) スーパーメリノウール m.w.、Mont-bell(モンベル) ジオライン L.W. Tシャツで登りました。
ただ稜線に出て以降、蝶ヶ岳山頂は強い風が吹いておりソッコーで体が冷やされる状況。そんな時に上からこのUltimate VII SO Hooded Jacketを羽織る訳ですが、流石の耐風性能で停滞してても十分凌げました。
もしこれでも寒ければ、私の場合は更にハードシェルか薄手のダウンを重ねます。

蝶ヶ岳山頂で撮影により停滞中。風は強いけど優れた耐風性によりヘッチャラ

優れた透湿性、汗抜き性

Gore(R) Infinium(R)のメンブレンは耐風性だけでなく透湿性も兼ね備えています(防水性能はありません)。
この汗抜け性も抜群で、これまで蒸れるような感覚は経験がありません。

体温を微妙に調整できる広範囲のベンチレーション機能

Ultimate VII SO Hooded Jacketは二の腕からお腹の辺りまでベンチレーションができ、ファスナーでガバっと開きます。これが結構嬉しい機能なんですよね。
風が強くて寒いから風は避けたいけど急登で若干暑い、、
みたいな、なんかもう、、、どうしたらいいの!?みたいな状況で重宝します。
稜線に出てからはファスナー絞めれば良いだけなので体温調整も容易です。

二の腕からお腹の辺りまでベンチレーション

ストレッチが効いて動きやすい、着心地が良い

Ultimate VII SO Hooded Jacketはソフトシェルなので、ハードシェルのようにゴアゴア感が無く、着回しが良い&着心地が良いということも特徴の1つです。
もうずっと着ていたくなります(大袈裟ではなく)。
実際、厳冬期の雪山登山では朝の登山口から夕方降りて帰って来るまで終始7時間以上、着続けること等もしばしば。
しかしそんな長時間の着用にも関わらず、とにかく着心地が良いので全くストレスになりません。

少しの雨なら濡れる心配の無い撥水機能

表地にはシリコン系撥水加工のPFCフリーが施されてますので、多少の雪や雨なら濡れる心配はありません。ただ少量の雪でもずっと打たれると雪が体温で溶けて水になり生地に沁み込んで来ますので過信は禁物。それに加え、PFCフリーは環境や人に優しい反面、従来の撥水加工に比べて撥水機能の継続性が低下しやすい特徴があるみたいです。
私は元々Ultimate VII SO Hooded Jacketには防水機能は期待していませんので、そこまで気にしてませんが。
ともあれ、雪や雨が降り出したらハードシェルを併用するのが良いです。

ドローコードを引っ張ればフードも調整可能。ヘルメットとの併用は無理です。

超快適なMammutの神ソフトシェル Ultimate VII SO Hooded Jacket。
私の雪山登山を支え、信頼のおける心強い一着となりました。
今のがダメになったら私はリピート買い確定してますww

それではご安全に!!

十石山から眺める穂高

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Mammut Ultimate VII SO Hooded Jacket
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