派手さが別格 北アルプスはアイドルで例えると乃木坂46 焼岳南峰 ▲ 2023/12/26(Tue)

皆さん、こんにちは。
2023年のラストを飾るべく、私は北アルプスに足を踏み入れました。

その名も、「冬季限定」焼岳南峰。

北アルプスの魅力はまさに別格でした。
登山道までの雪道も険しく、登山自体も厳しいものでしたが、その先に広がる絶景は格別。他の山とは一線を画す派手な美しさに魅了されます。

北アルプス、それはまさにアイドルグループの中でも特別な存在ではないでしょうか。例えるなら、北アルプスはアイドルの中で言えば乃木坂46?。
なぜかはわからないですが、北アルプスって特別ですよね。

北アルプスの登山は決して簡単ではありませんが、その厳しさと寒さを超越する美しさ。きっとこれはアイドルのステージに魅了されるような感覚(妄想ですが)ではないかと思います。アイドルにハマる人の気持ちがわかった気がします。

そしてアイドルグループのように、北アルプスの山々もそれぞれが個性的で魅力的。
冬季限定の焼岳南峰は、まさにその中でも特に注目のメンバーのような存在ですね。

ラスボス感漂う厳冬期 槍ヶ岳、いつの日か挑戦する日は来るのでしょうか。。

人を拒む槍ヶ岳

さて、続いては安全面の観点です。
そもそも冬季焼岳ですが、なぜ夏山の北峰がメジャーではなく南峰なのでしょうか?
理由はこの凶悪なカール(カールとは昔氷河が移動する際に山肌を削った跡地)。
そう雪崩の危険性があるからに他なりません。
北峰に向かう夏道はこのカールを横断する必要があります。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
カールに積もった雪による雪崩のリスクが高い、という点が考えれる訳です。

北峰に向かうまでのカール、北東方向

焼岳に至っては登頂部までの傾斜が急な上、雪崩を抑制する中高木の植生も皆無であることから、国交省が解説する雪崩が発生しやすい状態によく当てはまります。
特に雪が降りしきる厳冬期においてはまだ降った雪が締まっておらず、密度の低い降雪が表層雪崩を引き起こすリスクが考えられます。


また南峰においてもゼロリスクということはありません。
南峰に向かうにはカールの際(尾根状になったところ)を登る訳ですが、北西方向から風が吹き下ろされるためにカール右側は雪庇ができます。あまり右側に逸れると雪庇を踏み抜いてカールの雪渓に転落する恐れもありますので、注意が必要です。
それではご安全に。

YAMAP↓

焼岳(南峰)@中の湯 2023/12/26 (Tue) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

以下、参考情報

装備

ウェア:

ドライレイヤー Mont-bell(モンベル) ジオライン L.W. Tシャツ
        Mont-bell(モンベル) ジオライン クールメッシュ トランクス
ベースレイヤー Mont-bell(モンベル) スーパーメリノウール m.w. ラウンドネック
ミドルレイヤー Mont-bell(モンベル) シャミースジャケット
ソフトシェル  MAMMUT(マムート) Ultimate VII SO Hooded Jacket AF
ハードシェル  MAMMUT (マムート) Nordwand Pro HS Hooded Jacket Men
ダウン     MAMMUT(マムート) Albula IN Hybrid Jacket Men

インナーパンツ:Mont-bell(モンベル) スーパーメリノウール M.W. タイツ
アウターパンツ:MILLET トリロジーアドバンスコーデュラパンツ

靴:      La Sportiva NEPAL CUBE GTX
靴下:     Mont-bell(モンベル) メリノウール アルパイン ハイソックス

グローブ:   AXESQUIN ウールインナーグローブ
        MAMMUT(マムート) Shelter Glove

帽子:     ワークマン (600円くらい)
バラクラバ:  スポーツ用品店のやつ (1300円くらい)
ゴーグル:   Amazon(3000円)

アイゼン:   Grivel(グリベル) G12・Jマチック
チェンスパ:  Mont-bell(モンベル) チェーンスパイク

ピッケル:   Grivel(グリベル) AIR TECH EVOLUTION 58cm

バックパック: MAMMUT(マムート) Trion Nordwand 38

 

 

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念願叶った雪山 燕岳▲ 2023/11/23(Thu)

皆さん、こんにちは。
登山の沼にどっぷりハマっているやまんばです。

数か月前、私は雪山の魅力に引き寄せられ、登山の世界に足を踏み入れました。
そして私にとって、とうとうこの日が(´;ω;`)

振り返れば、2023年6月に初めて訪れた上高地
心を揺さぶられました。
ここまで素晴らしい場所が存在するのかと。
自分でもここまで心を震わせる経験は人生で2度目、子供が生まれて以来でした。
あの時感じた感情、今でもよく覚えています。

上高地から見上げた冠雪を纏う荘厳な穂高連峰
登りたい、登ってみたい。そこからどんな景色が見えるのか。
そこから見える景色に胸が躍ります。
果たして、そこに立った時、私は何を思い、何を感じるのか。

焼岳の登山をきっかけに、私の山への興味は確信へと変わりました。
そして、初めて足を踏み入れた雪山。
想像を超える圧倒的な美しさがそこにはありました。

「大げさだな」と思うかもしれません。
そんな方にはぜひこの景色を見ていただきたい。
ちなみに、編集ソフトは使っておらず撮って出しの画像です。
いかに優秀な被写体であることがお分かりいただけると思います。

望む槍ヶ岳

下山時の一瞬


詳しくはYAMAPで。

燕岳▲@中房 2023/11/23 (Thu) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

もう当面、こちらの世界から戻れる気がしないです。。。
(今年いったいどれくらい散財しただろう)

山、それは我々が慣れ親しんだ便利な都会の中にはない、超越的な領域です。日常生活では忘れがちな自然の美しさや迫力、山々が描く壮大な風景。
それはまさに心のリセットボタンを押すようなもので、私たちに新たな視点を提供してくれます。高層ビルやテクノロジーの進歩に埋もれがちな本質的な美しさが、山には凝縮されているのです。

また、登山で得られる体験は、物理的な挑戦だけでなく、心の冒険でもあります。
清涼な風が頬をなで、樹木が奏でる静寂の音楽、そして登り詰めた先で広がる壮大な眺望。これらはとても言葉では表現しきれない感動を生み出します。

そして、そこでの経験と成長は、単なるアウトドア活動を超えて、次なるステージへの扉を開けてくれることになります。困難に立ち向かう中での洞察と自己発見をもたらし、その影響は日常生活にも深く及びます。
いえ違います。ただのドMです。

この体験は、決して一時的なものではなく、私の人生に深く刻まれるものになる、そう思えた山行でした。

山の魅力は、文字や写真では伝えきることはできません。
それは、実際肌でないと感じられない充実感や達成感、自然との一体感。
これらが私たちを山に引き寄せ、心の奥底で何かが変わる瞬間を提供してくれる、山とはそんな存在なんだと私は思います。

それでは次の挑戦に向け、皆さんもどうかご安全に。

 

以下、参考情報

 

装備

ウェア:

ドライレイヤー Mont-bell(モンベル) ジオライン L.W. Tシャツ

                             Mont-bell(モンベル) ジオライン クールメッシュ トランクス

ベースレイヤー Mont-bell(モンベル) スーパーメリノウール m.w. ラウンドネック

ミドルレイヤー Mont-bell(モンベル) シャミースジャケット

ソフトシェル  MAMMUT(マムート) Ultimate VII SO Hooded Jacket AF

ダウン     MAMMUT(マムート) Albula IN Hybrid Jacket Men

 

パンツ:    MAMMUT(マムート) Yadkin SO Pants AF Men

 

靴:      Mont-bell(モンベル) アルパインクルーザー 1000

靴下:     Mont-bell(モンベル) メリノウール トレッキング 5トゥソックス

 

手袋:     ワークマン (300円くらいのやつ)

帽子:     ワークマン (600円くらいのやつ)

 

アイゼン:   Grivel(グリベル) G12・Jマチック

チェンスパ:  Mont-bell(モンベル) チェーンスパイク

 

バックパック: MAMMUT(マムート) リチウム 30

 

バーナー:   PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー   

コッヘル:   PRIMUS (プリムス) ライテックトレックケトル&パン

 

昼食:     チキンラーメン+乾燥わかめ

 

 

 

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不快な足の蒸れ!解決できるか?晩秋の蝶ヶ岳で足のレイヤリング実験

finetrack ドライレイヤーインナーソックス

皆さん、こんにちは。

登山者の皆さん、足の蒸れや靴の不快な臭いに悩まされていませんか?
私も代謝が良いせいか、登山時には足汗が気になります。
今回は、足のレイヤリングが果たして有効なのか、晩秋の蝶ヶ岳で実証実験を行ってみました。

登山において、靴を頻繁に脱ぐわけにもいかない現実。
そこで末端レイヤリングの効果を確かめるべく、普段なかなか踏み入れることのない「足のレイヤリング」に焦点を当ててみました。

一般的にはレイヤリングは重要視されますが、足に関してはどうでしょうか?
実は靴を履くことで閉鎖された空間ができ、レイヤリングがあまり効果的でない可能性があります。特に通気性が高いトレイルランニングシューズであれば効果があるかもしれませんが、一般的な登山靴やハイカットブーツではGORE-TEX素材を使用していても透湿性に欠けることが考えられます。

以下、実際に試した装備です。

2023年11月14日、晩秋の蝶ヶ岳で実証。

三度目の正直蝶ヶ岳▲@三股 2023/11/4 (Sat) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

実験結果は残念ながら、いつものベースソックス単体よりも極めて不快であることが明らかになりました。例えるとすると「水を踏んでる」みたいな不快さでした。
山行が終了し、靴下を脱ぐ際もしっかり足は湿った状態でした。
私との相性は良くなかったみたいです。
では、その原因を考察していきましょう。

足が蒸れる原理を考えると、靴内の発汗量と靴外への放湿量が釣り合わないと"蒸れる"と仮定します。しかし、靴の透湿性が足の湿気を逃がすのに十分でない場合、どれだけインナーソックスが吸汗したとしても足の蒸れからは避けられません。

靴の透湿性と防水性&保温性はトレードオフの関係にあり、登山に求められる機能の重要さからいくと登山靴は透湿性を犠牲にしていることが考えられます。したがって、今回の実験結果からは、靴に高い透湿性がない限り、靴下のレイヤリングだけでは効果が限定される可能性が示唆されます。

finetrackのドライソックスは撥水性を強調していますが、その具体的な効果については不透明です。ただし、通気性が不足している場合、撥水性だけでは足のドライ機能を発現できない可能性があります。

実際使ってみた不快さは恐らく撥水機能から来るものだと思いますが、はっきりした原因は不明です。ただ実証の結果、不快であったという事実は覆りません。

不快さを解消・軽減するための具体的な方法としては、

  • 通気性の高い靴を選ぶ(その代わり防水性、保温性は犠牲にする)
  • 靴下の吸汗量を増やす。厚手の靴下に変える、2枚履きする、材質を変える(化繊であればメリノウールにする等。
    ただ着込み過ぎると発汗量もそれに応じて増えることが予想されますので、バランスが重要ですね(難しい・・・)。

これらの方策が実用的であり、足の蒸れに対処する一助となるでしょう。
今回はあくまで上記装備の前提、および個人的な見解を含む形ではありますが、残念な結果となりました。ただトレランシューズとの組み合わせで使っている方、こんな使い方があるよといった方、他にも有益なアプローチや情報があればぜひコメントで共有していただければと思います。

 

 

 

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登山中の【大敵】膝の痛み!!安価で高機能なカーボン製トレッキングポールで解決

Amazonで買ったカーボン製トレッキングポール

皆さん、こんにちは!

日に日に寒さが厳しさを増してきて、登山はオフシーズンに入りつつありますが、私は元気に活動中です。今回は、登山者なら誰もが1度は経験したことがあると思われる永遠の課題、膝の痛みに焦点を当ててみたいと思います。

膝の痛みは一度経験すると本当につらいものですよね。私の場合は特に下山時に発生し、痛くて痛くて辛いのに登山口まであと3km…なんて看板に出くわすと、山の中で途方もない虚無感に苛まれることもあります(笑)。
まず、膝の痛みの原因について考えてみましょう。痛みの原因は、大きくいくつかのカテゴリーに分類されると考えます。

  • ①機能不全や関節可動域の制限など、過去の持病や怪我によるもの
  • ②筋力不足や柔軟性不足
  • ③長時間歩行による筋肉疲労

これらは単独要因ではなく、複合的な要因が絡み合って痛みを引き起こすことがほとんどです。③をトリガーにして②や①と組み合わさって痛みが生じることが主因ではないでしょうか。
一方で、関節可動域が制限されていても筋力でカバーできたりします。なので根本的な考え方として、登山においては自身の筋力・柔軟性でカバーすることが基本です。
かく言う、私もスポーツ中の怪我で右膝を2回手術した経験があり、膝の可動域が制限されているため、山行時には必ず右膝が痛みます。
筋力維持や強化は意識していますが、忙しい生活の中でトレーニング時間を確保するのは難しいものです。

そこで、手っ取り早く③の筋肉疲労を低減する手段として、ストックの利用があります。具体的にはトレッキングポールが非常に有用で、個人的にもおススメです。
これまでのところ、過去焼岳や白山に登るまでは私はトレッキングポールを使っていませんでした。体力や筋力に自信があったので、
「オレはオレの脚の筋肉を信じる!」
「限界は越えるためにある!!」
といった中二病的な思考でした(笑)。

登山を始めた頃はトレッキングポールなんて邪道だと思っていたんですが、今から考えると愚かの極みですね。反省しています。
登山は主に下半身を酷使するスポーツなので、脚や膝への負担はかなり大きいです。そこで、脚の筋肉疲労をトレッキングポールを利用して上半身に下半身の筋肉疲労を分散させることが大切なコンセプトという訳です。

実際、御嶽山の山行からトレッキングポールを導入して試してみたところ、驚くべきことに膝の痛みがウソのように消えました

御嶽山▲(剣ヶ峰)@田ノ原登山口 2023/9/17 (SUN) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

ピークを踏まない御嶽山▲@田ノ原登山口 2023/9/29 (Fri) / やまんばさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

もちろん、上半身には少し負荷がかかりますが、我慢できないほどではありません。
人って痛い目に会いようやくこうして成長していくんですね(遠い目)。

話が長くなりましたが、本題に入ります。
トレッキングポールは数多くのメーカーと種類があり、どれを選ぶかは最初のハードルです。まずは欲しい機能を挙げてみましょう。

・軽量性
・コンパクト性
・冬季登山でも使用可能

これらの条件を満たすトレッキングポールを見つけることが大切です。
候補として上がったのが、カーボン製の折りたたみ式 or 伸縮タイプのものになります。
そこで登山専門店に行って現物確認したんですが、確かに軽量だし携帯性も良さそう
ただし、めちゃ高い。。。
Black diamondとかのだと2本で25000円とかするんですよぉぉ。
いや~無理でしょ。ちょっとしたアウター買えちゃうやん。
コスパ最強のモンベルのでさえ、1本6000~8000円するという相場です。
そこで頼みのAmazonです。
調べてみたら、カーボン製トレッキングポールありました!!
なんとカーボン製なのに5000円を切るという。。。価格崩壊です。

気になる性能について、早速ポチって山行で使ってみました。
結果、5000円切る安価なカーボントレッキングポール、全然使えます。
これまで御嶽山2回、蝶ヶ岳2回で使ってみましたが、機能としては必要十分です。

TheFitLife

重量は1本あたり200gを切る軽量性。

爪パッチン仕様で、爪を上げると伸縮できます。
メモリも付いてますので、自分の丁度よい長さを一度決めてしまえば直ぐに調整可能です。保持力については爪パッチンが止めネジの締め込み量で調整できます。使っていてどんどんポールの長さが短くなっていってしまうようであればネジを少し絞め込んで爪パッチンの強さを増して下さい。

スノーバスケットも最初から付いてますので買い足す必要もありません。
ちなみに、キャップも2set最初から付いてますが、御嶽山の山行時に1個Lostしてしまいました。。。環境破壊をしてごめんなさい。それ以降キャップはしないで使ってます。一方で石突は結構鋭く、木の根等の植物も痛めてしまう可能性があるので、そこは注意が必要です。

持ち手がコルクの素材になってますので、吸汗性が良いです。
ただし山行後はちゃんと洗いましょう。

はい、ということでいかがでしたでしょうか。

登山で膝の痛みに悩んでいる方、トレッキングポールが高価で導入に迷っている方に朗報です。必ずしも有名ブランドや高価なものでないといけないという訳では無いと、実際使用してみて私は思います。安価でも必要十分な機能を備えるお手頃なトレッキングポールがあることを知っていただければ幸いです。
登山は他にも装備にお金が掛かりますので、絶対に妥協できない登山靴、ザック、その他冬用のウェアなんかにお金を回していく、といったメリハリが大事かなと思います。

とはいえ、膝の痛みに関してはやはり最後は体力がモノを言いますのでカラダを鍛えることもお忘れなく。

蝶ヶ岳 三股登山道の最終ベンチ1つ手前のベンチで休憩中の図

Amazonで見つからない、もっとお手頃に購入したい場合はメルカリのご利用もぜひ。メルカリ

 

 

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服が傷まないビジネスリュックがここに!「MAMMUT」との運命的な出会い

皆さん、こんにちは!

突然ですが、皆さんが使用する登山装備はどのメーカーがお好みでしょうか?さまざまなメーカーが存在し、メーカ毎に価格帯も幅広く、選ぶのに迷うこともあるかと思います。

その中から、私が最も信頼し、非凡なクオリティで定評のある山岳ブランド、MAMMUT(マムート)との運命的な出会いについてお話ししようと思います。

そう、あの印象的なマンモスのロゴでおなじみのメーカーですね。

MAMMUT(マムート)は、スイスで1862年に創業され、歴史ある老舗の登山総合ブランドです。
ちなみに、MAMMUT(マムート)はドイツ語で「マンモス」を意味するそうです。

MAMMUTのラインナップは豊富でいくつかのカテゴリに分かれています。
・登山、冬山やアルパインライミングなど、エクストリームに特化した「MOUNTAINEERING」
・クライミング、一般登山ルートを登る登山者向けの「HIKING」
・クライミング用のロープやチョーク、ヘルメットなどを開発している「CLIMBING」
・街でも着られる「URBANEERING」

実は私、MAMMUT(マムート)の製品に一番最初に手にしたきっかけは登山用品ではなく、URBANEERINGのカテゴリであるバックパックでした。
この頃は登山を始めておらず、登山用品以外のアイテムからMAMMUTに入り浸る経路は結構珍しいかもしれません。

そして私が人生で最初に購入したMAMMUT製品がこちら。
ビジネス用でも使えるSeon Transporter 25 Classic



このマンモスロゴ好き💕

私は普段通勤時にリュックを愛用しているのですが、着ている服が傷んでしまう悩みを抱えていました。
原因ですが、リュックの背面やショルダーベルトってザラザラのメッシュ生地が使われてることがほとんどなんですよ。
諸悪の根源はこのメッシュ生地と服との摩擦です。
1回や2回くらいの着用で服が傷むことはないですが、通勤となると在宅MIXの勤務が主流になったとはいえ、結構な頻度で使うことになる訳です。いちいち服が傷む毎に買い替えるのも馬鹿らしく、服が傷まないリュックを探してました。

私は私服通勤なんで最悪買い替えればいいですけど、スーツ通勤の人はそんな頻繁にスーツ買い替える訳にはいきませんよね。割と悩ましい問題だと思ってます。

ネットで探してみたところ、ニーズはあるようでバックブランドで有名な「ace.」(エース)からEVL-3.5LPというリュックがあるのは以前から知ってはいたんですね。
ただなんかデザインがオジサンっぽい(まあ私、オジサンなんですが。。)のと、私服にも合わせずらいなぁと。。しかも値段が高い(3万円)、そんな理由から手が出ず、3年くらいずっと我慢をする日々を送ってました。

そんなある日、近所にできたアウトドアショップに立ち寄る機会があり、そう、ここで運命的な奇跡の出会いが生まれます。

ビジネスlikeで使えて服傷まないリュックないかな~と期待半分程度でバックパックコーナーを徘徊。

壁一面に展示してあるリュック。
リュックってこんなにあるのかよぉと圧倒されつつ、片っ端から1つずつ手に取りながら、背面やショルダーベルトの質感を確認する訳です。

しかしながら予想通り、ことごとく全部ザラザラ。これではいつものように服が傷むことは容易に想定できました。

まあそんな都合良いのなんてないよな。。ふぅ、無駄足だったか。
と諦め掛けながらも次のリュックを手に取った時でした。

お??おおぉぉぉぉぉぉ!!?!?!?!
なんだこれ!!
他のリュックと全く違うぞ!!!
ツルツル??いや、、
ツ、ツベツべや!!!

もう一目惚れでした。
そして手に取ったまま、気付けばレジに立っていた次第です。

では、MAMMUT Seon Transporter 25 Classicについて、1年程使った感触を紹介していきたいと思います。
まず当初の狙いである服の傷みですが、全く無くなりました!!
これは嬉し過ぎる。
下の写真は背面パットとショルダーベルトの裏側ですが、ご覧の通りメッシュ素材ではありません。

感触はツルツルというか、ツベツべという表現が適しています。
ツルツルだと背負ったときに滑ってしまいますが、そこはよく設計されているようで、程々の抵抗が発生するような素材になっています。
また押すと低反発枕みたいな柔軟性のある素材になってますので、背負い心地も良いです。

収納力も抜群でして、背中に近い側から三層になっており、

①最も背中に近い側:ラップトップ(ノートPC)やiPhoneタブレット等の収納スペース
②真ん中:キーや財布、スマホ等の浅めの小物入れスペース
③背中から最も遠い側:着替え等が入れるスペース

HPの説明を見ますと、元々仕事とレジャーを両立させるためにデザインされているらしく、仕事帰りにジムやクライミングをするような使い方を想定して設計されているようです。
こんな感じでノートPCなんかは余裕で入ります。

私は現在出社とリモートワークのMIX勤務なので、ノートPCを常に持ち運びする訳ですが、ノートPCって結構重いんですよね。
登山するようになってから知ったんですが、重い荷物ほど背中に近い側で背負うのが定石です。

安定し背負いやすくなっている設計なってますので、この辺も登山専門店の経験が生かされてますね。
また完全防水バックではありませんが、表面に撥水加工がされてるのと、止水ジッパーになってますので、少々の雨なら問題ありませんし、浸水したことは今のところありません。

また背中から最も遠い側の方は、結構な収納力があります。
こんな感じでガバッっと開きます。

私は会社で着る服や、夏場会社に行くまでに結構汗をかいたりしますので、着替えを入れたりしてます。
ビジネス目的で1泊2日の出張で使ったことありますが収納力は全く問題なかったです。
耐久性に関してですが、1年程、相当な頻度で使用しましたが、そこはやはり登山専門店。破れ、ほつれ、ジッパーの不具合等、一切ありません。

悪い点は無いですけど、強いて言えば夏は背中が暑くて汗かくくらいですかね。
まあ多かれ少なかれ、どんなリュックでも汗はかきますので私は許容範囲です。
あとはちょっとお高め(2万弱)ですが、ace.のリュックよりは安いです。

はい。
ということで、これが私とMAMMUTとのラブストーリーでした(いや一方的な片思いでは?)。MAMMUT製品は使い手のことを想定した設計・機能が秀逸で、そこに惚れ込んでしましました。
これをきっかけに、登山用品もMAMMUT製を結構使用しています。MAMMUTはいいお値段しますけどね、それに見合う機能と快適性を提供してくれます。

次回以降で、今度は登山用とのMAMMUT製品のレビューと紹介をしていこうと思いますので、ぜひお楽しみに。

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MAMMUT Seon Transporter 25 Classic
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※私の購入したクラシックロゴは取り扱いが少ないようです。

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