冬の雪山へ向かう朝。
一番気になるのは「本当に無充電で往復できるのか?」という不安ではないでしょうか。外気温は氷点下。標高差は1,000m以上。しかもスタッドレス装着。カタログ値どおりの航続距離ではまず走れません。そこで今回、私自身で保有している2025年製 Model Y Long Rangeの実走データをもとにTeslaの航続距離シミュレーターを作成しました。
このシミュレーターで出来ること
入力する項目はシンプルです。
- 外気温
- 平均車速
- 出発SOC (充電量)
- 片道距離
- 標高差
- タイヤ種類(夏/スタッドレス)
これらを入力すると、
✔ 往路到着時SOC
✔ 復路帰着時SOC
✔ 実質的な連続航続距離
✔ 往復可能かどうかの判定
を自動で算出します。特に標高差を加味しているのがポイントです。
なお空調電力はキャビン内20℃設定で常時Autoエアコン稼働前提です。
実走データからパラメータを設計
今回のロジックは、単なる机上計算ではありません。実際に以下のような状況でのデータを基に係数を設計しています。
- 氷点下での山岳走行
- 標高差1,000m超の登り
- 冬用20inchタイヤ装着時
- 帰路の回生ブレーキ影響
特に「登りの消費増」と「下りの回生ブレーキによる回復」のバランスは、
複数回のログから傾向値を抽出しています。
あくまでシミュレーションですが、実際の雪山遠征にかなり近い感覚値になっていると思います。
こんな人に使ってほしい
- 雪山登山にTeslaで行く方 (Teslaが欲しいけど雪山登山の足に不安を感じている方)
- スキー場遠征を無充電で往復したい方
- 冬場の実質航続距離を知りたい方
- スタッドレスの影響がどの程度か気になる方
特に「あと何%残るのか」を事前に把握できると精神的余裕がまったく違います。
使い方
- 条件を入力
- 「シミュレーションする」をクリック
- 往路・復路SOCを確認
- 判定をチェック
復路帰着SOCが0%を下回る場合は途中充電が必要という判定になります。
免責事項(必ずお読みください)
本シミュレーターは実走データをもとにした参考値です。実際の消費電力は以下の要因で大きく変動します。
- 積雪状況
- 路面状況
- 暖房使用状況
- 車両個体差
- バッテリー劣化
- 走行モード
- 風向き
本ツールの結果を保証するものではありません。最終判断は必ず余裕を持った計画でお願いいたします。特に雪山遠征では「最低でも10〜20%の余裕」を推奨します。
なぜ作ったのか?
趣味です。
最後に
もし使ってみて「実際こうだった」、「ここズレてる」、といったフィードバックがあればぜひ教えてください。データが増えればさらに精度を上げていくことも可能です。
雪山×Teslaという少しニッチな世界ですが、同じように挑戦する方の参考になれば嬉しいです。安全第一で良い山行を!